
「素通りは風にもさせぬ柳かな」そんな街路樹並木の「柳通り」は
通称、見番通り。この辺りは料亭が建ち並び、時折三味線の爪弾く音色が心地よく耳に入ってくる、チョイと粋な界隈。
その見番前の下町風情の路地を入ったところの御菓子司 徳太櫻。
創業明治36年。てェことは100年以上も前からの和菓子屋となる。
料亭文化華やかなりし頃は手土産としてずいぶんと重宝がられたであろうと察する。
ここの「きんつば」知る人ぞ知る浅草名物。上質なあずきの程よい甘さの塩梅が絶妙に整えられている。
そりゃそうでしょう。でなきゃ、大して人通りの多くもないところで
100年以上も商売が続くはずがないでしょう。ね。